交通事故の後遺障害14級。この言葉を聞いて、具体的に何を意味するのか、そして慰謝料はどのくらいもらえるのか、不安に感じる人も多いだろう。私自身も交通事故でむちうちとなり、後遺障害14級の認定を受け、慰謝料交渉を経験した。その中で見えてきた、慰謝料の相場と実情について語りたい。事故に遭ったのは、信号待ちの停車中だった。追突され、首と肩に強い衝撃を受けた。事故直後は大したことがないと思っていたが、数日後から首の痛み、頭痛、めまいが頻繁に起こるようになった。整形外科で「むちうち」と診断され、数ヶ月間治療を続けた。しかし、症状はなかなか改善せず、特に首の可動域制限や、長時間のデスクワークによる倦怠感は続き、仕事にも支障をきたすようになった。医師からは、これ以上治療を続けても症状の改善は難しいだろうと告げられ、後遺障害の申請を勧められた。後遺障害の申請は、正直なところ面倒な手続きだと感じた。しかし、このまま症状を抱え続けるのは限界だと感じ、弁護士に相談した上で申請を決意した。弁護士は、申請に必要な書類や、症状を客観的に証明するためのポイントを詳しく教えてくれた。特に、後遺障害診断書には、症状の経過や具体的な支障を詳細に記述することが重要だと言われた。例えば、洗濯物を干す動作が困難になったこと、寝返りを打つたびに痛みが走ること、集中力が続かず仕事の効率が落ちたことなどを具体的に記載した。その結果、無事に後遺障害14級の認定を受けることができた。14級は、局部に神経症状が残存している場合に認定される等級で、むちうちの場合に多く適用される。この認定を受けたことで、慰謝料についても具体的な交渉が始まった。慰謝料の相場について弁護士から説明を受けたが、これは非常に複雑な問題だと感じた。慰謝料には、自賠責保険基準、任意保険基準、裁判基準の3つの基準があり、それぞれ金額が大きく異なるという。自賠責保険基準は最も低く、裁判基準が最も高いと聞いた。保険会社は、当初、自社の任意保険基準に近い金額を提示してきた。しかし、弁護士は、私の具体的な症状や苦痛、日常生活への影響を考慮し、裁判基準に近い金額を求めて交渉してくれた。
後遺障害14級!慰謝料の相場と実情