薬物依存症は、その身体的な影響もさることながら、心に深い傷跡を残す病である。私はかつて薬物依存症に苦しみ、回復して20年以上が経過した。この長い年月を経て、薬物依存が私の心にどのような心理的後遺症を残したのか、そしてその葛藤とどう向き合ってきたのかを具体的に語りたい。薬物を始めたのは、心の隙間を埋めるためだった。孤独感、劣等感、将来への不安。それらを一時的に忘れさせてくれる薬物に、私は深く依存していった。しかし、薬物が切れると、より強い孤独感と絶望感が私を襲った。薬物依存症の治療は、身体的な離脱症状との戦いだけでなく、自己嫌悪、罪悪感、そして社会への不信感といった、心の葛藤との戦いでもあった。20年が経過した今でも、私は薬物依存症の心理的後遺症と向き合い続けている。最も顕著なのは、自己肯定感の低さである。過去の過ちや失敗が常に頭をよぎり、自分は価値のない人間だと思い込んでしまうことがある。他人の評価が気になり、些細なことで傷ついたり、落ち込んだりすることも少なくない。また、人間関係においても、過去の失敗からくる不信感が拭えない。新しい友人を作っても、心から信頼することが難しく、どこかで壁を作ってしまう自分がいる。常に再発への不安がつきまとうことも、大きな心理的後遺症の一つだ。ストレスを感じたり、困難な状況に直面したりすると、無意識のうちに薬物のことを考えてしまうことがある。衝動的な感情に駆られることもあり、そのたびに強い自己嫌悪に陥る。感情のコントロールも難しく、些細なことでイライラしたり、落ち込んだりすることが多い。抑うつ的な気分に陥ることも頻繁にあり、時には生きる意味を見失いそうになることもある。このような心理的後遺症は、私の日常生活の質を著しく低下させ、幸福感を感じることを困難にしている。しかし、私はこの心の葛藤に打ち勝つことを諦めなかった。この20年間、私は薬物依存症の心理的後遺症とどのように向き合ってきたのだろうか。まず、最も重要だったのは、継続的な心理療法とカウンセリングだ。専門家との対話を通じて、自分の感情や思考パターンを客観的に見つめ直し、建設的な対処法を学んだ。特に、認知行動療法は、ネガティブな思考をポジティブなものに変える上で非常に効果的だった。
薬物依存症の心理的後遺症!20年後の心の葛藤